この記事は宅建士試験の合格率と合格点に関する記事です。宅建士試験の難易度はどれくらいなのでしょうか。
スポンサーリンク
過去9年分の各年度の合格率と合格点は次の表のようになっています。
年度 | 合格率 | 合格点 |
平成28年度 | 15.4% | 35/50 |
平成27年度 | 15.4% | 31/50 |
平成26年度 | 17.5% | 32/50 |
平成25年度 | 15.3% | 33/50 |
平成24年度 | 16.7% | 33/50 |
平成23年度 | 16.1% | 36/50 |
平成22年度 | 15.2% | 36/50 |
平成21年度 | 17.9% | 33/50 |
平成20年度 | 16.2% | 33/50 |
(一般財団法人不動産適正取引推進機構 試験実施概況(過去10年間)http://www.retio.or.jp/exam/pdf/zissigaikyo.pdfより筆者作成)
この表の合格率と合格点を見ていただくとわかるとおり、意外に難しいんですよね。
この9年間の合格率の平均は約16.2%、合格点の平均は約33.6点となっています。つまり、84%くらいの人が落ちていますし、点数も67%くらい取っていないといけないわけです。なので、生半可な努力では合格は難しいです。実際、私の受験した受験会場では20人ずつくらいが1つの教室で受験していたのですが、私の受験していた教室と隣の教室で合格した人は私一人でした。合格発表のときに、その結果を見てやはり難しいのだなと改めて思った記憶があります。
・私の合格体験記
私が受験したのは平成27年の試験で、宅地建物取引主任者から宅地建物取引士へと名称変更されてから第一回目の試験でした。士業になったことで受験前から「難易度が上がるのではないか」という予想もありましたが、上記の表を見てみると、それほど難易度の差は無いようです。
本番では時間に余裕がありましたが、やはり民法は手こずりました。二択まではなんとか絞れるのですが、そこからは運というような感じでした。宅建業法を含む他の問題はそれほど難しくは感じなかったですね。
試験終了後、何日か経つと各予備校が予想の合格点と正答を出します。それを見て答え合わせをしました。予備校によって予想の合格点はまちまちでしたが、半分くらいの予備校の予想合格点は超えることができました。ちなみに私の点数は33点でした。合格点プラス2点なので、我ながらうまく合格したなと思いました。私は合格最低点で合格しようが満点で合格しようが合格は合格というスタンスなので、そういう意味でうまく合格したということです。もちろん、不動産会社で働いている人や不動産業界を目指している人はできるだけ高い点数で合格したほうが良いと思いますが。
私の合格体験記は以上です。(体験記というほどの内容がないよう)
それでは。
スポンサーリンク
コメント