最近読んだビジネス書を簡単に紹介してみる

読書

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タイトルのとおり。仕事で読む機会があったので簡単ではありますが、紹介していこうと思います。

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  • 面白くてよくわかる!アドラー心理学

最近、注目を浴びてきたアドラー心理学の入門書です。アドラーが解き明かした本当の人間の心のしくみについて、見開き右半分は解説文、左半分はその挿絵になっていてわかりやすくまとめられており、より一層理解が深まるような工夫がなされています。

人の行動のすべてが過去を原因として起こるとすると、その人には改善の余地がありません。ですが、人の行動は過去によってではなく、未来に掲げる目標によって決まるとするならば、その人には無限に改善の余地があります

このように、「何が原因でその行動を起こすのか」ではなく、「何を目的としてその行動を起こすのか」にフォーカスを当てたのがアドラーの「目的論」と呼ばれるものです。

アドラー心理学が「勇気づけの心理学」と呼ばれる理由は、この目的論にあります。

心理学と聞くと、自分の心の内面や自分の変えられない過去と向き合うことばかりを強制されるようなイメージがありますが、アドラーは「目的論」、「共同体感覚」といった言葉で、その人の目標設定や社会(共同体)とのかかわりの考え方次第で、いつでもライフスタイルの修正は可能だといっています。

 

  • お金がどんどん増える人~お金がたちまち消える人

本書のタイトルからわかるとおり、お金を増やせる人はどういう人なのかについて書いてある本です。

冒頭から、『真面目に働くだけで豊かになれた時代はもう終わり。最後に笑うのは「貯まる人」より「増える人」!

このようなインパクトのある文章から始まり、第一章から第六章までお金が消える人・増える人それぞれ43の行動パターンを比較し、わかりやすく解説してあります。

少子高齢化が進むと、最もお金を使ってくれるはずの現役世代の人口が減り、お金をほとんど使わない高齢者が増えることになります。少子高齢化にますます拍車がかかり、年金・給与の増加も厳しくなっている昨今です。

「一般人」から「お金持ち」にランクアップするきっかけを作ってくれるかもしれない一冊です。

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  • 運は作るものー私の履歴書

「お、ねだん以上、ニトリ」

誰もがCMで一度は耳にしたことがあるフレーズでおなじみの家具販売店のニトリですが、この本はそのニトリホールディングス社長の似鳥昭雄氏の波乱万丈の人生を描いた一代記です。

本書の前半では、開拓民の4代目として過酷な幼少期を過ごし、劣等生でいじめられっ子だった学生時代を経て、23歳という若さで札幌にニトリの1号店をオープンするまでの創業者ゆえの苦労と若さゆえの失敗をなんでもなかったかのようにさらりとつづっています。

後半ではロマンとビジョンを掲げ、「他社より5年先をゆく」経営で年間売上高3000億円、300店舗にまでなったニトリの成長の様子と、人材育成の長期的なビジョンなどについて語っています。

「自己育成をしない人間は置いてきぼりをくってしまう」

読み終わって、私も「自己育成」をしっかりしなければと、この一説を読んで思いました。

320ページとビジネス書にしては、ボリュームのある一冊ですが、一気に読める楽しさのある本です。

 

  • 儲けの極意はすべて「質屋」に詰まっている

この本の表紙には、「すべてのビジネスパーソンに本当に必要な「数字」のセンスの磨き方」と書いてあります。

この表紙のキャッチフレーズとおり、単なる簿記や会計に関する知識が書いてあるわけではなく、会社や商売の全体像や業績をとらえて、目指すべき方向に導く「案内役」となる数字について学びます。

事例として取り上げるのは、なんと鎌倉時代から700年もの間、一度もつぶれることなく続く、「最強のビジネスモデル」である質屋です。

質屋を主とした「質屋ビジネス」は、景気に左右されることなく今もなお進化を続けています。その儲けのしくみにスポットライトを当て、ビジネスで勝つための数字のセンスを磨き、チャンスにつながる発見ができる本だと思います。

私も読んでみて目からウロコなことばかりでした。

以上、4冊のビジネス書の紹介でした。

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