この記事では前回に続いて東大経研の院試(2次試験)について書いていこうと思います。
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2次試験は面接です。集合場所の大教室で待っていると、事務の方が受験番号と名前を呼んでくれるので呼ばれたら面接の行われる部屋の前で待機します。
この待機しているときの緊張はやはりすごかったですね。早く終わってほしいというのが正直な気持ちでした。
前の受験者が面接部屋から出てきたら、いよいよです。
「ノックの回数は3回だったけか?」みたいなことを考えながらノックすると中から「どうぞ」と言われたのでドアを開けました。(かなりどうでもいいことですがドアが結構重かったです(笑))
中に入ると、面接官の方が4人いました。他の経研院試ブログを運営している方も4人と書いていたので、基本4人なのではないかと思います。事前にホームページでどのような先生がいらっしゃるのかを確認していたので、「あ、この人はあの先生で研究分野はこんな感じだったな」とか思い出していました。この4人の中に自分が指導していただきたい先生もいらっしゃいました。
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面接内容としては、
「研究分野が日本の雇用制度だけど、一次試験はなんで会計学?」
「終身雇用制度って何?」
「今までどんな学術的な文献を読んできた?」
「論文の書き方があんまり良くないね」
「新しい雇用制度を研究したいって書いてあるけど、具体的にはどんなの?」
「既存の監査役とか公認会計士監査とどう違うの?」
「研究計画が曖昧だから、もし院くるなら実証研究とかしっかりやって」
「派遣バイトしてるの?だから雇用制度の研究したいってこと?」
「修士終わったら博士、就職?」
覚えている限りではこんな感じの質問をされました。
もちろん、これは覚えていることを簡潔に書いているだけです。実際はすごく丁寧に質問してくださりますよ!(なのでそんなに緊張しなくても大丈夫かと)
感想としては、研究計画書、論文の足りない点、曖昧な点を鋭く質問してくるなと思いました。
一応受け答えを事前に考えていたのですが、それでもちょっと考えてしまったり、言いたいことを言えなかったりと、終わった瞬間にこれは駄目かもなと思いました。
一つ希望があったとしたら、最後に修士終了後の進路を聞かれたことくらいでしょうか。この質問が最後にくると大丈夫とかそんな噂があったので。(聞かれなくても合格した人も一定数いるようですので面接官の先生次第だと思います。)
二次試験の次の日、最終合格発表でした。
前日の面接がうまくいかなかったので、「これで東大に来るのは最後かな」と思いながら東大に向かいました。
発表が掲示されている場所に行くと何人か受験生の方がいました。
学部の合格発表が毎年のようにテレビで映ったりしていますが、大学院の合格発表はあれとはまったく違いましたね。
ちょうど夏休みということもあり、合格発表場所(経済学研究科棟です)は閑散としていましたね。
恐る恐る確認してみると自分の番号がありました。すごく嬉しかったのですが、本当にものすごく静かだったので静かに心の中で喜んで、記念に合格番号が載っている掲示板の写真を撮って帰ってきました。
とりあえず覚えている範囲で書いてみました。また何か思い出したら追記しようかなと思います。
2018年6月すこし追記しました。
私が行った大学院入試対策のすべてをこちらの記事にまとめました。
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