今回の記事では、日商簿記2級の独学の仕方について書いていきたいと思います。(これもググればたくさんブログやら何やら出てくるけども。)
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さて、私は大学一年の6月に日商簿記3級を受験したのですが、3級に一回で合格したので、その年の11月に2級を受験しました。
受検した理由としては、3級に予想したより簡単に合格できたこと、勉強してみて簿記って面白いなと感じたことからです。
そんなわけで日商3級の合格発表後、少し期間を空けて8月から2級の勉強を開始しました。
なのでだいたい3ヶ月ちょっとくらい勉強したことになります。ネットなどを見てみると合格まで平均で2〜3ヶ月くらいとあったので同じくらいですね。
さて、試験の内容ですが日商3級では商業簿記のみでしたが、日商2級は、商業簿記と工業簿記の2分野に分かれています。
商業簿記に関しては、3級の発展という感じで主に企業で求められるレベルの仕分けなどが出題されます。(公式サイトによれば、3級は個人商店レベルとされています。)
工業簿記では企業内部での部門別や製品別の材料や工賃、加工費などの資源の投入を計算したりします。工業簿記は製造関係などの企業で働いたことがないとあまりピンとこないかもしれないですね。
試験時間は120分で、商業簿記と工業簿記の2分野5題を解答します。時間的にはしっかり勉強していればそれほど厳しくないなというイメージです。
勉強の進め方としては日商3級のときと同じように、テキストを一周流し読みする→テキストに付属している問題を読み、解答を書き写し解説を読む→テキストをより深く読み込む→問題を自力で3回くらい解く→(他の問題集でさらに力をつける)→過去問を何年分か解いて本番の難易度に慣れる、という流れですね。()の中は余裕がある人、または日商1級などの上級資格を目指すつもりでいる人がやればいいでしょう。日商2級に合格すればとりあえずOKという人はテキスト1冊と過去問だけで十分合格までもっていけます。
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特に工業簿記は算数というか数学的な要素もあるので、私は問題演習をより重視しました。最初は面倒に感じるかもしれませんが、数学と同様に問題に慣れてしまえば忘れにくいですし、工業簿記から勉強を始めるのも今考えるとアリだなと思います。(勉強してた時はなんとなく商業簿記から始めるのが普通なのかなと思っていた。)
商業簿記はとにかく一つ一つの仕訳をきっちり覚えていくことですね。仕訳がきちんとできればその積み重ねでできる試算表や貸借対照表、損益計算書もしっかりとできるということになるので。私的に2級の面倒な仕分けを挙げるとすれば、
商品売買(委託販売や割賦販売など種類が多い)
荷為替(最初意味がわからなかった(笑))
本支店会計
でしょうか。この辺の論点を理解できれば他の基本的な仕分けがOKなら点数が安定してくるのかなと。
単に自分が苦手なだけかもしれないですけど(笑)
次回の記事では、実際に使用したテキスト等を紹介しようと思います。
それでは。
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コメント
[…] 今回は前回の記事に引き続き、日商簿記2級に独学で合格する方法についてです。前回は勉強法やスケジュールに関して書いたので、今回は実際に使用したテキストや問題集の紹介をし […]