「会計事務所はブラックなところが多いからやめたほうがいいって本当?」
「ブラックな会計事務所の特徴を知りたい」
「ブラックな会計事務所を回避できる方法を教えてほしい!」
このようなお悩みに答えます!
どうもkanepyです。
私自身、6年間会計事務所で働いており、他の会計事務所に勤めている仲間からの情報などもよく耳にします。
そんな中で「この会計事務所はヤバいな」と感じるような事務所もたくさんありました。
なので、経験やリアルな口コミをもとに、ブラックな会計事務所を回避する方法をお伝えできます。
この記事ではまず、会計事務所に向いている人の特徴、ブラックな会計事務所の特徴をランキング形式で紹介し、記事の後半でブラックな会計事務所を回避するコツについて解説します。
この記事を読んで、ブラックな会計事務所を回避しつつ、できるだけホワイトな会計事務所に転職・就職しましょう!
【ランキング】あなたは向いてる?会計事務所に適正のある人の特徴5つ
まず会計事務所の仕事に適性のある人の特徴を1位から5位までのランキング形式で紹介します。
最初に適性についてお話しするのは、そもそも会計事務所の仕事に適性がないとすべての事務所がブラックに感じてしまうからです。
会計事務所の仕事に適性がなく、2週間で退職してしまう人なども身近にいました。
あなた自身に適性があるかどうかを確認することで、不幸な就職・転職にならないようにしましょう。
それでは会計事務所の仕事に適性がある人の特徴をランキング形式で紹介していきます。
第1位:勉強が嫌いじゃない
会計事務所に適性のある人の特徴第1位は「勉強が嫌いじゃない」です。
別に勉強が好きでなくても大丈夫なので、嫌いじゃないという表現をしています。
会計事務所の仕事について調べた人には、説明するまでもないと思いますが、この仕事は勉強することがたくさんあります。
簿記、会計、税法、中小企業が使える各種制度の知識は基本として、社会保険や経済、経営の知識も必要です。
また毎年の税制改正の勉強もしなければなりません。
幅広い知識を持ちつつ常に知識をアップデートし続ける必要もあるので、勉強が嫌いな人には厳しい仕事になってしまいます。
高時給や高い初任給に惹かれて会計事務所に入社したけれども、勉強することが多すぎるという理由で辞めていくパートの方や社員の話はどこの会計事務所でも聞きます。
勉強が嫌い、あるいは苦手な人は就職・転職候補から会計事務所は外したほうが良いかもしれません。
会計事務所に就職・転職するにあたって、何を勉強したら良いかわからないという人はこちらの記事をどうぞ。
【保存版】会計事務所、経理未経験者必見!実務の勉強に役立つ本14選
第2位:数字に強いまたは細かい作業が好き
第2位は「数字に強いまたは細かい作業が好き」です。
基本的に会計事務所の仕事は数字を扱う仕事になりますので、数字に強い人は活躍できる可能性が高いです。
また、日々の仕訳や申告書の作成は1円単位の取り扱いになるので、細かい作業が好きだったり得意な人にも向いています。
私の周りの会計事務所に勤めている人を見ていても、コツコツと細かな作業をできる人が多いですし、もともと理系だった人もいます。
子どもの頃から細かい作業が苦ではなかった人や、数学が得意だった人は会計事務所で活躍できるはずです。
第3位:複数の業務が並行してできて、業務管理もできる
第3位は「複数の業務が並行してできて、かつ業務管理もできる」です。
これは会計事務所の基本的な仕事の仕方が、複数の顧客を1人で担当する複数担当制をとっているからです。
複数の顧客の業務をこなして、それを自分で管理しなくてはなりません。
その会計事務所の顧客数や従業員数などにも左右されますが、法人の担当が15件~30件、個人の担当(確定申告の時期のみも含む)が20件~40件くらい1人に割り振られます。
ちなみに私は法人の担当が19件、個人の担当が30件ほどです。
第3位ではありますが、会計事務所で働くならこの能力はほぼ必須といえます。
ただ、今は管理ソフトなどを導入している事務所も増えていますから、以前ほど重要な適正ではなくなっているというのが私と周りの会計事務所勤めの人の印象です。
そのような動向も踏まえて第3位としました。
第4位:わからないことを自分で調べて人に聞ける
わからないことがあったら自分で調べられて、調べたことを上司に確認できることも会計事務所の仕事には必要です。
これは、他の仕事にも当てはまると思いますが。
会計事務所の仕事に必要な知識は幅広いので、すべてを覚えておくことはまず不可能です。
そのため、必要に応じて自力で調べ、調べた結果を上司や有資格者に確認してもらうプロセスが頻繁にあります。
特に未経験で就職、転職した人やまだ経験が浅い人ほどこの回数は多くなります。
日頃からネットや本でいろいろなことを調べる癖をつけておき、上司に相談を怠らないようにしておけば、この項目は誰でもクリアできるはずです。
第5位:人と話ができる
最後は「人と話ができる」です。
普通に話ができれば問題なく、高いコミュニケーション能力(人をひきつけたりする話術)は必要ないです。
「いろいろな人と話をするから、コミュニケーション能力が高くないとダメなんじゃないの?」とよく聞かれるのですが、あまり気にする必要はないですね。
というのも今はメールやチャットでのやり取りが多いですし、お客さんの話を聞いてきちんとした答えが返せるなど基本的なことができていれば問題ありません。
私も面白いこととか全然言えませんが、それでも6年間トラブルもなく仕事できてますし(笑)
周りを見てもおしゃべりな人はあまりいないです。
おしゃべりな人は自分の話ばかりになってしまう傾向になるので、逆に向いてないですね。
コミュニケーション能力が高くないとダメだと思われがちな仕事ですが、まったくそんなことありません。
ここが気になっていて会計事務所への就職、転職を迷っていた人はぜひチャレンジしてみてください。
自己評価
以上、会計事務所に適性のある人の特徴をランキング形式で解説しました。
会計事務所に就職・転職を考えている人は、上記の5つの特徴が自分にあるか〇、△、×のように評価してみてください。
ちなみに私の自己評価は下の表になりました。
適性のある特徴 | 自己評価 | コメント |
1.勉強が嫌いじゃない | 〇 | 勉強は好き |
2.数字に強いまたは細かい作業が好き | △ | ケアレスミスを結構するので・・・ |
3.複数の業務が並行してできて、業務管理もできる | △ | 法人の担当が30件とかになったら無理そう |
4.わからないことを自分で調べて人に聞ける | 〇 | もう習慣になりました |
5.人と話ができる | △ | 人の話を聞くのは得意だけど話すのは得意じゃない |
※あくまで自己評価です!
6年も続いているだけあって、わりと適正はありそうです(笑)
「全部〇です!」という人は税理士になって独立すれば、得意な仕事をしつつ結構良い年収が稼げます。
【ランキング】ブラックな会計事務所の特徴5つ【こんな事務所はやめたほうがいい】
ここからはブラックな会計事務所の特徴を第1位から第5位までランキング形式で解説します。
1位から3位までに当てはまる場合は、やめたほうがいい会計事務所だと思ってください。
4位、5位は地方の会計事務所だと当てはまることが多いので、できれば避けるくらいの項目です。
それでは第1位から見ていきましょう。
第1位:ベテランの社員が残っていない【絶対やめたほうがいいです】
ブラックな会計事務所の特徴第1位は「ベテランの社員が残っていない」です。
こんな会計事務所は絶対に回避しましょう。
ベテランの社員がいない=離職率が高いということです。
仕事がきついのに給料が低かったり、人間関係が悪かったりといった原因が必ずあります。
他の会計事務所に勤めている人たちにも聞いたところ、皆さん口をそろえてこの特徴を挙げていました。
ちなみにベテランの社員が残っていても、それがお局様だった場合はブラックな会計事務所の可能性大です。
事務所のホームページで社員一覧が掲載されていたり、求人に年齢構成が掲載されている事務所もありますのでそこは要チェックです。
わからない場合は面接のときに聞いてみましょう。
もしベテランの社員がいない(人数にくらべて少ない)ことがわかったら、その事務所は候補から外しましょう。
第2位:事務所内に評価制度がなくかつ売上連動の給与体制
第2位は「事務所内に評価制度がなく、かつ売上連動の給与体制」です。
こういった事務所では何が起こるかというと、所長や上司の気分によって給与が大幅に下がるなんてことが起こります。
まず評価制度がないということは、所長や上司の一存で自分の評価が良くも悪くも変わってしまうことを意味します。
極端なことを言えば、「この人は気に入らないから担当を減らそう」なんてこともできてしまうわけです。
これに加えて売上連動の給与体制になっていると、適当な評価で担当が減る→給与が減る流れになります。
地方の会計事務所だと、評価制度を整えている事務所は少ないのが現状です。
それに対し、年収は「基本給と売上の何%をボーナスとして支給する」と決めている事務所が多いです。
都市圏の会計事務所は評価制度を整えていることが多いので、売上連動の給与体制だったとしても年収が大幅に下がるといったことはありません。
しっかりした評価制度があるかどうかを就職・転職する前に確認するのは難しいですが、面接の際に質問してみるなどして確認したほうが良いでしょう。
また、給与やボーナスの決まり方も確認すべきです。
第3位:残業が多いのに残業代がほとんどつかない
第3位は「残業が多いのに残業代がほとんどつかない」です。
いわゆるみなし残業の悪用です。
みなし残業(固定残業)制度とは?企業のメリットと導入時の注意点
(外部サイトに接続します)
みなし残業代を支給していたとしても、それを超える分については残業代を払う必要があります。
このことを知らないのも考えものですが、知っていて支給しない事務所も多いのが実情です。
こういったことをしている事務所は、税法の解釈を都合の良いように曲げたり、仕事が雑だったりする傾向もあります。
会計事務所を経営する税理士は税法の専門家であり法律家です。
法律家でありながら労働法を守れないのはいかがなものかと思います。
これも事前に確認するのは難しいですが、ネットに口コミがある場合はそれをチェックしましょう。
ない場合は求人の平均残業時間と、みなし残業代として支給される残業時間に大きな差がないかの確認だけでもしておきましょう。
第4位:顧客の質が悪い
ブラックな会計事務所の特徴第4位は「顧客の質が悪い」です。
会計事務所の顧客はサラリーマン大家さんや、個人商店などの比較的規模の小さい顧客から上場企業やその子会社までと幅広いです。
そのため言葉は悪いですが、中には質の低い顧客がいます。
こういった顧客の担当になると体力的にも精神的にも疲れてしまいます。
たとえば書類の提出を何度お願いしても提出してこない、顧問料を払わない、癖が強いなどこういった顧客がいることは確かです。
私もこのような顧客を担当していましたが、かなり疲れますね。
そういった顧客に限って顧問料が低いことが多いのでなおさら嫌になります。
質の悪い顧客が一定数いるのは会計事務所に限らないかもしれませんが、質の悪い顧客ばかり担当すると給与も低いままでストレスばかりたまります。
なので質の悪い顧客ばかりの会計事務所はブラックだと感じやすいです。
第5位:お局様が事務所にいる
最後のブラック事務所の特徴は「お局様が事務所にいる」です。
お局様の主な特徴は、「嫌味や小言を言ってくる」「陰口を言いまくる」「いじめをする」です。
こういう人がいたらその会計事務所はやめたほうがいいですね。
お局様がいると自分が標的になった場合、相当なストレスですし、嫌みなどを言われている同僚を見ているのも嫌な気分になります。
また、事務所の雰囲気も悪いことが多いです。
実際、お局様のいじめを受けて転職するケースは結構あり、私の知り合いの事務所でもお局様のパワハラに耐えられずに転職してきた人もいました。
事務所見学をさせてもらえる場合は積極的に見学し、もしお局様っぽい人がいたら、その事務所は要注意かもしれません。
1位から3位までに該当していたら回避
以上、ブラックな会計事務所の特徴をランキング形式で解説しました。
第1位に当てはまる場合は絶対にやめたほうがいい会計事務所です。
第2位、第3位が当てはまる場合も回避したほうが良いですね。
今こういった会計事務所に勤めている場合は、転職を検討しましょう。
ブラックな会計事務所を見極める方法5つ
ここからはブラックな会計事務所の見極め方を解説します。見極める方法は以下の5つです。
2.繁忙期の夜に事務所を見てみる(できれば閑散期も)
3.従業員の人数、年齢構成、有資格者数を確認する
4.所長の年齢を確認する
5.求人の内容をよく確認する
大手の会計事務所の場合はネットの口コミをチェック
大手の会計事務所に就職・転職したい場合は、まずネットの口コミを見ましょう。
口コミサイトは匿名ですし、すべて見たい場合は有料となっていることが多いのでクローズドな空間になっています。
なので悪い面について事実に近いことが書かれていることが多いです。
大手の会計事務所に務めている知人にその事務所の口コミを見てもらったところ、大体事実に近いという評価でした。
Big4といわれる外資系会計事務所や国内大手・中堅の会計事務所に就職・転職する場合は、口コミを必ずチェックしましょう。
繁忙期の夜に事務所を見てみる(できれば閑散期も)
残業が多い事務所かどうかは夜にその事務所に行ってみるのが一番わかりやすいです。
夜中まで事務所の電気がついていたり、人が出入りしていたりすれば残業が多いことは一目瞭然です。
私は外に夕飯を食べに行った帰りなどに就職候補の会計事務所の前を通り、どの程度残業しているのかを確認しました。
とくに繁忙期(12月から6月)の残業時間は要チェックですね。
余裕があれば閑散期も確認できればベストです。
目安としては繁忙期は22時くらい、閑散期は定時+1時間くらいに終業していればそれほどブラックではないと思います。
求人の平均残業時間などはあまり当てにならないので、見に行けるのであれば、実際に行って確認するのがおすすめです。
従業員の人数、年齢構成、有資格者数を確認する
求人やホームページの従業員の人数、年齢構成、有資格者数を確認することでもブラックな会計事務所を見極められます。
従業員の人数が少ないと癖の強い人やお局様がいる場合、事務所の人間関係や雰囲気が悪くなりがちです。
また、従業員の平均年齢が低い場合はベテランの社員が残っていない事務所の可能性があります。
有資格者数が少ないと実務のレベルが低かったり、税理士試験の勉強ができない=残業が多いということも考えられます。
従業員の人数は5名以上、平均年齢は35歳~40歳くらいの事務所が1番バランスが良いですね。
有資格者数は従業員数にもよりますが、所長1人だと何かあったときに事務所がなくなる可能性もあるので、最低2人以上いる事務所がおすすめです。
従業員数、年齢構成、有資格者数は必ず先にチェックすべきです。
所長の年齢を確認する
所長の年齢も大切なチェックポイントです。
まず所長が高齢の場合、仕事がゆるい反面、知識が昔のままで実務レベルが低い傾向があります。
逆に所長が若い場合は働き盛りなので、残業が多くなりがちですがよく勉強している先生が多いので実務レベルは高いです。
なのでどちらがブラックかとは言えないのですが、たとえば税理士試験の勉強をしている人は、所長が高齢な事務所のほうが勉強時間が取れるでしょう。
一方で、高いレベルの実務を身につけたい人は所長が若い事務所が適しています。
自分の将来のキャリアプランによって、どちらの会計事務所に就職・転職したいかは変わります。
キャリアプランに合っていない事務所に入社してしまうと、この会計事務所はやめたほうがよかったなと後悔することにもなりかねません。
求人の内容をよく確認する
最後は基本的なことになりますが、求人の内容をよく確認することです。
会計事務所は他の業種と違い少し特殊な業種になるので、会計事務所特有の求人の見方があります。
たとえば先ほど解説した有資格者数は、士業以外は気にする必要ありませんよね。
また他の業種ではボーナスは何か月分と決められていますが、会計事務所は売上連動になっている場合もあります。
会計事務所に就職・転職するときは、求人の内容を詳細に確認しましょう。
この記事で解説してきたように、有資格者数や年齢構成、従業員数、みなし残業代の有無を細かく確認すると良いでしょう。
ホワイトな会計事務所に就職・転職するコツ
ここまでブラックな会計事務所の特徴、見分け方について解説しました。
ここまで理解し実践して就職・転職すれば、ブラックな会計事務所をある程度回避できます。
ですが、せっかく就職・転職するなら、よりホワイトな会計事務所に入社したいですよね。
というわけで、ここからはホワイトな会計事務所に就職・転職するコツを紹介します。
ハローワークは使わないほうがいい
会計事務所の求人を探す際にハローワークを使うのはあまりおすすめしません。
これがホワイトな会計事務所に就職・転職する1つ目のコツです。
というのも、ハローワークは無料で求人が出せますので、採用に熱心ではない会計事務所の求人もあるからです。
これは他の会社にも当てはまりますが、本当に人手不足だったり、優秀な人材を雇用したいと考えている会社は有料の求人を出します。
私が他の会計事務所の話を実際に聞いたり顧問先を見たりしていても、人材獲得に熱心な会社ほど有料の求人を使っています。
ハローワークに出ている求人がすべて悪いというつもりはまったくありません。
ですが、掲載が有料の求人のほうがホワイトな会計事務所である可能性は高いです。
有名どころのネット求人または求人誌をチェック
ホワイトな会計事務所に就職・転職する2つ目のコツは、タウンワークや地元の求人誌で会計事務所の求人を見つけることです。
こういったネットの求人や求人誌は求人の掲載が有料なので、お金を出してでも優秀な人がほしいと考えている会社が多く、ホワイトな会社である可能性が高いです。
たとえば、アルバイトやパートタイマーは地元を中心に募集することが多いので、普段からこういった求人誌に目を通しておくとホワイトな会計事務所に出会えるかもしれません。
数は少ないですが、正社員の求人も掲載されていることもあります。
会計事務所でアルバイトやパートタイマーとして働きたいと考えている人は、タウンワークや地元の求人誌を確認してみるのがおすすめです。
正社員での就職・転職なら会計事務所に特化した転職サイト、エージェント
正社員としてホワイトな会計事務所に就職・転職するなら、会計事務所に特化した就職・転職サイトや転職エージェントを活用するのがおすすめです。
会計事務所に特化した就職・転職サイト、エージェントを使ったほうがいい理由は、総合的な求人サイト、エージェントよりも求人、サポートの質が圧倒的に違うことです。
まず求人の質についてですが、これは採用サイドから考えてみるとわかりやすいと思います。
つまり、会計事務所に特化したサイトに訪れる人=会計事務所で働きたい意欲が強い人なので、採用サイドとしてもそういった熱意のある人を取りたいわけです。
なので、できるだけ他社よりもより良い条件で求人を出そうとし、結果として質の高い求人が集まります。
また、転職エージェントのサポートの質も会計事務所特化のほうが圧倒的に高いです。
私も特化型の転職サイト・エージェントを使っています
実際に総合的な転職サイトと会計事務所特化の転職サイトを見くらべると、特化サイトのほうが条件面が良い求人が多いです。
思わず自分も転職しそうになってしまうくらい(笑)
また私自身も自分の市場価値を知っておきたくて、転職エージェントを実際に利用したことがあります。
総合的な転職エージェントと会計事務所特化の転職エージェントを利用してみましたが、特化型のエージェントの方がやはりサポートの質は高いです。
就職・転職サイトと転職エージェントのどちらを利用すべきかですが、業界経験のある人であれば転職サイトだけでも十分でしょう。
今勤めている事務所の条件と求人の条件を比較してより良い求人を探せますし、ある程度業界の知識もあると思いますのでホワイトな事務所を一人で探せる力があるからです。
新卒で就職する人も就職サイトで十分です。
一方で会計事務所業界未経験の人や短期間で辞めてしまった人は転職エージェントをおすすめします。
エージェントを利用し、業界の動向や自分の市場価値を理解しつつ転職活動したほうが効率も良いですし、ホワイトな会計事務所に転職できる可能性も高いです。
まとめ
最後にこの記事の内容をまとめます。
第1位:勉強が嫌いじゃない
第2位:数字に強いまたは細かい作業が好き
第3位:複数の業務が並行してできて、業務管理もできる
第4位:わからないことを自分で調べて人に聞ける
第5位:人と話ができる
第1位:ベテランの社員が残っていない
第2位:事務所内に評価制度がなくかつ売上連動の給与体制
第3位:残業が多いのに残業代がほとんどつかない
第4位:顧客の質が悪い
第5位:お局様が事務所にいる
・大手の会計事務所の場合はネットの口コミをチェック
・繁忙期の夜に事務所を見てみる(できれば閑散期も)
・従業員の人数、年齢構成、有資格者数を確認する
・所長の年齢を確認する
・求人の内容をよく確認する
上記の内容を確認するだけでも、ブラックな会計事務所を回避できます。
「就職・転職を絶対に失敗したくない!」という人は特化型の転職サイト、エージェントを利用しましょう。
コメント