東大文系に現役合格した地理の勉強法、参考書・問題集1

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今回は、東大地理の勉強法、実際に使った参考書、問題集を紹介していこうと思います。

友人は、文科三類受験時、世界史と地理で受験しました。友人は世界史も得意でしたが、地理も得意で60点満点中40点という得点でした。なので、地理が苦手な人から得意な人まで参考になると思います。

・東大の地理の特徴

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友人曰く、「東大の地理は、世界史と違って暗記と言うよりは、持っている知識を臨機応変に活用して、簡潔・的確な表現で解答することが求められるね」ということです。

なので、暗記が苦手で世界史や日本史で点数を稼げなさそうな人は、地理で勝負してみても良いかもしれません。友人の言い方だと難しい感じがしますが、きちんと勉強すれば結果はついてきますよ。

・具体的な地理の勉強法、参考書・問題集(基礎固め編)



さて、それでは具体的な地理の勉強の仕方に入っていきます。

友人は世界史と地理の勉強を同時に高2春くらいから始めたということです。初めにつかった地理の参考書は、『山岡の地理B教室』です。長年、地理初学者に愛されてきた名著なので、知っている人は多いかもしれません。

 

この本はPART1とPART2の二分冊になっています。この本を読むと東大の地理だけではなく、受験地理の基礎的な地理の概念を理解・暗記することができるという点で非常に優れた参考書です。友人もこの参考書を猛プッシュしていました(笑)

『一週間でサッと読める!』とありますが、さすがに理解して暗記しながらでは一週間では終わりません。まだ受験まで時間がある場合は、2冊を1ヶ月くらいかけて読み、確実に暗記するために2~4周くらいすると良いです。

回す回数が多くなれば、読み飛ばしたり、速く読めたりするので、イメージ的には2~4周を2~3ヶ月くらいで仕上げるイメージです。

「そんなに進みが遅くて良いのか」と思うかもしれませんが、まだ高2くらいであれば、英語や数学も完成していないでしょうし、世界史や日本史も並行して勉強していくとすると、地理の進み方はこの程度でちょうど良いです。

すでに高3になってしまった、あるいは浪人生であるという人は1ヶ月くらいで仕上げられると良いですね。

ちなみに今は、下の『村瀬の地理Bをはじめからていねいに』が売れてますね。この参考書を書いた先生は、ネプリーグにも出演している東進の村瀬哲史先生が書かれた本です。いまだにテレビの影響は強いのかもしれませんね。

この上記のどちらかの参考書をこなせば、地理の基礎固めはほとんど完成したと言えます。

ここで、上記の参考書で得た知識をより完璧なものにしつつ、早稲田や慶應といった難関私立にも対応できるように、問題集を1冊こなしておきましょう。

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この段階でおすすめなのが、『実力をつける地理100題』です。

この本は難関私立大の受験者もよく使っている問題集で、細かい知識が多く掲載されています。

もちろん、『山岡の地理B』、『村瀬の地理Bをはじめからていねいに』でも触れられている知識に関する問題も収録されています。なのでこの問題集を解くことで、参考書で得た知識と新たに得る、より細かい知識が実践で使えるようになります。

この問題集をこなせれば、知識の面では十分なので論述対策に入っていけます。もし、東大などの論述問題を出す大学を受験するのでなければ、さらに問題演習型の本や過去問などをこなせば、地理は合格レベルになるでしょう。

・地理の基礎固めまとめ

以上、東大の文三に現役合格した地理の勉強法(基礎)を紹介しました。

ここまでの地理の基礎固めを簡単にまとめると、
・『山岡地理B』か『村瀬の地理Bをはじめからていねいに』の片方か両方を3~4周読み込む。

・『実力をつける地理100題』で基礎知識と応用知識を確実に暗記する。

・論述形式がない大学の場合は、ここから問題演習で知識をつける問題集や過去問で実践演習をする。

ということになります。

次回の記事では、地理の論述対策編を書いていこうと思います。

       東大合格法の全容はこちらの記事でまとめています!

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