宅建試験の概要

※当サイトは、アフィリエイト広告を利用しています。

この記事は宅建士とは何か、宅建士試験とは何かについての記事です。


スポンサーリンク



宅建士試験の正式名称は宅地建物取引士試験の略称です。宅地建物取引士とは、その名の通り建物や土地を扱うスペシャリストのことです。たとえば、新生活で賃貸物件を借りるとしましょう。このときに不動産会社に行き、いろいろな物件を見て、最終的に物件を選び契約しますが、契約時に重要事項の説明が不動産会社の人からされます。この重要事項の説明をしてくれる人が宅建士です。この重要事項の説明は宅建士にしかできないと宅建業法で定められています。また、不動産の取引を行う会社などは、必ず5人に1人以上の宅建士を置く義務があります。このように不動産業の大切な説明や、不動産業に必ず必要な資格が宅建士資格なのです。

さて、ここからは宅建士試験に関しての説明です。

・宅建士試験の日程

日程は毎年1回、10月の第3日曜日と決まっています。試験時間は午後1時~午後3時の2時間です。しかし、登録講習修了者の人は午後1時10分~午後3時までの1時間50分となります。

受験申し込みは例年、7月の1ヶ月間です。

・受験資格

年齢や性別、学歴等での制限はなく、誰でも受験できます。国家資格の中には受験制限がある資格も多いのですが、宅建士試験は広く間口がとられています。ただ、合格したとしても、宅建士として登録するには、条件があり、たとえば未成年者の場合は宅建士として登録することができないので注意が必要です。これは宅建業法第18条に記載されています。

・試験の方法

試験はマークシート形式であり、四肢択一式(4つの中から一つを選んでマークシートにマークする)となっています。出題数は50問ですが、上記の登録講習修了者は5問免除され、45問を解答します。試験時間は2時間です。(登録講習修了者は1時間50分)

・試験会場

各都道府県で実施されており、原則、受験者本人の住所地で受験することになります。一般的に、各都道府県の大学・専門学校で行うことが大半です。私の場合は隣の市の専門学校が会場となっていました。それほど地方でなければ家から近い場所で受験できるようです。さらに、各都道府県で受験会場が複数ある場合は、願書を提出するときに、希望する受験地順に順位をつけます。

・受験手数料

受験手数料は7000円です。学生の私には結構な負担でした(笑)

・合格発表

12月の第1水曜日か、11月の最終水曜日に各都道府県ごとに発表されます。試験日が10月の第3日曜日なので1ヶ月から1ヶ月半くらい待たされることになります。

宅建士試験の概要については以上です。それでは。

スポンサーリンク



コメント

タイトルとURLをコピーしました