【最短・コスパ最強】FP2級合格後にAFP認定研修を受講したので提案書の書き方などを解説

独学でAFP

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どうも、kanepyです!

2022年1月のFP2級試験に合格しました。

【FP2級】80時間で独学合格した勉強法、テキスト、問題集を解説

「2級に合格した後はどうしようか…」

とずっと考えていたのですが、「せっかくここまで勉強したのだから1級までほしいな」と思いました。

そこで、1級に挑戦するためにまずはAFPの資格を取ろうと考え、AFP認定研修を受講しました。

結論から書きますと、私はアーティスという会社のAFP認定研修を受講しました。

理由としては、アーティスが運営しているAFP認定研修が最短・最安で終わらせられると評判だったからです。

実際、受講期間は1週間で、時間にすると約8時間ほどでした。

すでに合格のご連絡も受けています。

(これからAFP登録をします)

この記事では私がどのようにAFP認定研修に合格したかを解説していきます。
AFP認定研修(技能士課程)

FP2級に合格した後はどうする?進路は5通りです

この記事を読んでいる方の中にも、すでにFP2級に合格済みの人がいると思います。

FP2級に合格した後の進路としては5通り考えられると思います。

その5つの進路が以下です。

1つずつ解説していきます。

FP2級に合格して受験をやめる

FP資格は2級まででいいという人もいると思います。

たとえば、家計に役立つ知識としてお金の知識を身につけておきたいと考えて取得した人や、資産運用、もしもの時の相続に備えて知識を身につけておきたいと考えて取得した人などが当てはまると思います。

AFPやCFP、FP1級の上位資格は、銀行や保険会社などに勤めている人やFPとして独立したい人向けですので、自分の生活の中で知識を使う人はFP2級で十分だと思います。

FP2級とAFPの両方になる場合

AFPは難易度的な位置づけとしてはFP2級と同じです。

なので、CFPやFP1級を目指さない場合、AFPを取得することはほとんどないと思います。

ですが、「今は時間がないけど、将来的にCFPを目指したい・・・」という人や、「提案書作成を勉強してみたい」という方(AFP認定研修以外では提案書を作成することはないため)はAFPを取得してみるというのも1つです。

CFPの資格を目指す場合

CFPを取得する場合、AFP認定者であることがCFP資格試験を受験する際の受験資格となっているので、AFPを取得することになります。

CFPを目指す場合は、後述するAFP認定研修を受講しましょう。

FP1級の資格を目指す場合(実務経験なし)

FPとしての実務経験がない方がFP1級を受験する場合は、CFPに合格している必要があります。

というのも実務経験がない場合、FP1級の学科試験の受験資格がないからです。

CFPに合格するとFP1級の学科試験が免除されると同時に、実技試験の受験資格を得ることができます。

「3.CFPの資格を目指す場合」でも書いたように、CFPの受験資格がAFP認定者であることなので、実務経験なしでFP1級を目指す場合もAFP認定研修を受講する必要があります。

FP1級の資格を目指す場合(実務経験あり)

FPとしての実務経験が5年以上ある場合は、FP1級の学科試験の受験資格がありますので、AFP©やCFP©を通ることなく、FP1級をダイレクトに目指すことができます。

また、実務経験が1年以上あり、かつ、FP2級に合格している場合も学科試験の受験資格があります。

なので、実務経験がある人でFP1級だけ取得できれば良いという人はAFPやCFPの受験は必要ないということです。

まとめると5つの進路のうち、AFPを取得しておきたい人、CFPや実務経験がなくFP1級を取得したい人はAFP認定研修を受講し、AFP認定者になる必要があります。

コスパ最強でAFPになれる認定研修は?アーティスがおすすめ

AFP認定者を目指す人は認定研修を受講する必要があることを解説しました。

AFP認定研修は以下の4種類があります。

1.基本課程

2.技能士課程

3.税理士課程

4.FP3級課程

このうち、FP2級に合格してAFPになる場合は技能士課程を選択します。

税理士資格を持っていないのであれば、FP2級に合格して技能士課程を受講するのが最速です。

基本課程でFP2級の勉強をしながらAFPを目指しても良いのですが、実体験や他の人のお話を聞いている限りでは、FP2級に独学→AFP認定研修と進むのがやはり最速ですね。

AFP認定者にできるだけ早くなれるのも大切ですが、やはり気になるのは費用とそれに見合った研修が受講できるかですよね。

結論としてはコスパで選べばOKです

私もそれが気になっていろいろと調べてから認定研修をどれにしようか決めたのですが、結論からいえば資格対策ドットコムがコスパが最強でした。

こちらの講座はアーティスという企業が運営している講座になります。

アーティスの認定研修は価格は安いですが、他の講座と比較して何かが劣っているというわけでもありません。

一応、FP協会が認定教育機関として認めているので、テキストの内容や添削回数など認定研修のレベルは他社の認定研修と同様のレベルを満たしています。

ちなみにアーティスの認定研修で送られてくるテキストなどの内容は下のような感じです。

・FP総論(冊子)

・AFP認定研修テキスト(冊子)

・認定研修テキスト(web)

・AFP認定研修課題(確認問題、提案書)

・FP総論(web)

・AFP認定研修テキスト(web)

・動画でわかる提案書課題

・提案書ひな型

・質問メール無制限

質問メールが回数無制限なのが良いですよね。

不明点があったらどんどん質問できます。

これだけの内容で13,420円という低料金なのは、きちんと理由があって、アーティスがeラーニングのみを運営しており、施設料や人件費などのコストを抑えているからです。

アーティスのAFP認定研修を実際に受講した感想

さて、実際に私がアーティスのAFP認定研修を受けたわけですが、認定研修課題である確認問題と提案書作成に費やしたのは期間にして1週間、時間にして約8時間でした。

結構早いほうなのではないかなと思います。

認定研修の合格に必要な確認テストと提案書作成は、すべて自力で進められれば(質問などをしなければ)完全に自分のペースで進められるので、できる人は2日くらいあれば終わらせることもできると思います。

確認問題に関してはFP2級に合格した人であればすぐに合格できます。

ちなみに確認問題は何回でも解答可能なので、1回で合格できなくても安心してOKです。

提案書作成についてもAFP認定研修テキストに沿って進めていけば悩むところはほとんどないと思います。

また、提案書のひな形がWord形式で用意されており、キャッシュフロー表がExcel形式で用意されています。

なのでまったくの1から提案書を作成する必要がなく、ひな形に沿って作業していけば、合格できる提案書を作成することができます。

私は毎日1時間くらい時間をとって作業をしたので1週間で提案書を作成することができました。

アーティスでは、「提案書を提出してから採点まで最長10営業日かかる」との記載がありますが、私の場合は提出した次の日には採点が終わっていました(笑)

採点のスピードも非常に速いので、ここもアーティスの認定研修をオススメできるポイントです。
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AFP認定研修の提案書はどう書けばいい?

「AFP認定研修は最安の講座で大丈夫ということはわかったけど、提案書が難しいって聞くけど・・・」という方もいると思います。

私もAFP認定研修を受講する前は、「提案書がきちんと完成させられるのかな」と不安でした。

しかし、上記の通りふたを開けてみれば、1日で作成することができました。

これはもちろんアーティスのテキストが素晴らしかったというのもあるのですが、きちんと問題文を読み回答すれば、再提出にはならないのでご安心ください。

なので提案書の作成に不安があってAFP認定研修をためらっている人もぜひ、認定研修を受講してみましょう。

ここでは私の提案書作成の流れをご紹介します。

提案書作成の流れその1:現在のキャッシュフロー表を作成する

最初に取り掛かる作業は現在のキャッシュフロー表を作成することです。

アーティスの場合、すでにキャッシュフロー表がExcel形式で用意されているので、そこに数字を入れて表を完成させます。

基本的にはテキストに書いてある数字を入れていくだけでOKです。

気をつけるところは、単位が円なのか千円なのかということや、計算過程での端数処理を四捨五入するのか切り捨てるのかといったところ、Excelの関数を使う場合は関数を間違わないようにするくらいです。

あとは、FP2級のテキストなどでキャッシュフロー表の例を見たことがある人はわかると思いますが、キャッシュフロー表では生活費や金融資産残高を計算する際に変動率を考えます。

この変動率の計算が苦手な人もいるみたいなのですが、そういった計算方法もきちんとテキストに書いてあるので、その通りに計算すればすぐに表を埋めることができます。

なのでこのあたりが心配な人も不安にならなくても大丈夫です。

キャッシュフロー表の数字を入れると、おそらくどこかの年で金融資産残高がマイナスになります。

この状態だと生活が成り立っていないことになりますから、現状のキャッシュフロー表には問題があることになります。

これを改善していく流れが提案書作成の流れになります。

提案書作成の流れその2:問題点を洗い出す

現状のキャッシュフロー表を作成すると問題点が見えてきます。

その1でも解説したように、一番目につく問題点は金融資産残高がマイナスになっていることでしょう。

このままでは生活できないので、これをなんとかして最終年の残高がプラスになるようにもっていきます。

金融資産残高をプラスにするには、収入を増やすか支出を減らすか、あるいは資産運用して資産を増やすかです。

この3通りの方法について提案書作成のヒントを解説します。

まず、「収入を増やす」ですが、これには60歳の定年で仕事を辞めるのではなく、65歳まで働くなどが考えられます。

5年分収入がプラスになるわけなので、これだけでもかなりキャッシュフローが改善されます。

また、5年分働くことによって65歳からもらえる年金の額も上がります。

さらに60歳到達時の給与より25%超給与が下がる場合は、高年齢雇用継続基本給付金がもらえます。

このような制度を使うことによってもキャッシュフローが改善します。

次に「支出を減らす」ですが、こちらも数多くの改善案があります。

ですが支出の削減については、提案書を作る仮想の家族が相談したい悩みを抱えていますので、この悩みに答えてあげるような支出削減策を提案すれば、提案書は作成できます。

たとえば、「生命保険と医療保険の見直しは必要になるのか」とか「住宅ローンの繰上げ返済をしたほうがいいんじゃないか」とかです。

このあたりの悩みに答えるような改善案を考えることでキャッシュフローの改善につなげることができます。

3つ目は資産運用です。おそらくですが、資産運用をマストで提案するような提案書を作成することはないと思います。

すでにFPの勉強をしている人はわかると思いますが、資産運用には下振れのリスクもあるので、積極的に提案する項目ではありません。

AFP認定研修の提案書ではメインになる提案以外に気づいた点を、その他の提案として記載することがあるので、資産運用の提案はそこでの提案になると思います。
その他の提案は空欄だとダメなのですが、メインの項目ではないので、資産運用の提案はあと回しでOKです。

このように収入、支出、資産運用という点で改善案を解説しましたが、改善案は自分で考えるのではなく、テキストに「こういった改善をしましょう」と書いてあります。

なので、「改善案なんか思い浮かばないよ・・・」という人もまったく心配する必要ないので大丈夫です。

テキストに沿って改善案を考え、改善の結果を計算してキャッシュフローを見直していくという流れになります。

提案書作成の流れその3:改善策を提案する

テキストに沿って改善策を考えたら、今度はそれを提案の形にしていきましょう。

アーティスのAFP認定研修では、提案書がWord形式ですでに用意されており、それを埋めるだけでいいので、「はじめに」や提案書のデザイン、構成を考える必要がありません。

文章は書き出しが一番大変なので、「はじめに」などの冒頭文を考えなくて良いのはかなり助かりました(笑)

デザイン、構成もきっちりしたものを作成しようとすればかなり時間がかかると思うのでこれも助かりました。

なのでアーティスの認定研修を受講する場合は、中身だけに集中できるのでここもおすすめできるポイントですね。

提案書では、その2で考えた改善策を具体的な数字にし、文章にしていきます。

提案書作成の流れその4:改善後のキャッシュフロー表を作成する

改善策を考えたらそれをキャッシュフロー表に反映させましょう。

アーティスでは最初から「現状のキャッシュフロー表」と「対応後のキャッシュフロー表」の2つのExcelシートがあるので、「対応後のキャッシュフロー表」を埋めていきます。

提案書作成の流れその5:提案書を作成する

たとえば、以下のような文章を書きます。

「退職までの収支はプラスですが、退職後からは年間収支が継続してマイナスになっており、金融資産を取り崩して生活することになると予想されます。
現状ですと、〇〇年から金融資産が不足し、〇〇年には~万円不足してしまいます。なので、何らかの対策が必要だと考えます。

提案1:生命保険、医療保険の見直し

保険の見直しは以下のように考えます・・・

提案2:定年後も働く

定年後も働くことで年間の収入が~万円プラスになり、老後の年金額も~円プラスになります・・・など

提案3:住宅ローンの見直し

住宅ローンを見直すことで累計で~万円の利息を削減することができます・・・など

提案4:そのほかに気づいた点

そのほかに〇〇についてもご提案いたします。」

このように提案を具体的な数字や表、文章でまとめ上げ提案書を作成します。
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1回で合格する提案書のポイントとは

提案書は100点満点中60点以上で合格です。

1回で合格する提案書作成のポイントはどこにあるのでしょうか。

AFPの提案書作成は解答が公開されていないので、詳細はわかりませんが、おそらくこういうところに点数がつくのではないかというポイントを考えてみました。

1.キャッシュフロー表の数字が合っている
2.分析、提案が出題意図に沿ったものである
3.キャッシュフロー表と提案書が様式に沿っている

1.キャッシュフロー表の数字が合っている

キャッシュフロー表の数字は正解があるため、ここは確実に点数に直結するはずです。

まず、提案後のキャッシュフロー表の最終残高が黒字になっていることを最低限確認しましょう。

あとは細かい数字をチェックして自分の提案がキャッシュフロー表に適切に反映されていることが確認できれば大丈夫だと思います。

2.分析、提案が出題意図に沿ったものである

提案書は顧客の要望をできるだけ取り入れつつ、生活が破綻しないように作成しなければなりません。

なので、テキストに書いてある顧客の要望やどんなことを提案すれば良いかを提案書に盛り込みましょう。

たとえば、「レジャー費用は削りたくないんです」という顧客の要望があるのに、「赤字になるのでレジャー費用は諦めてください」という提案をしたらマズいですよね(笑)

もちろん、ほかの要素をすべて改善してもまだ赤字なら仕方ないのですが、そうでないならほかの要素だけでなんとか黒字にしなくてはなりません。

提案書を作成する際はテキストをよく読んで、前提や顧客の願いを理解してから取りかかりましょう。

3.キャッシュフロー表と提案書が様式に沿っている

認定研修を行っている会社の様式に沿った形でキャッシュフロー表と提案書を作成しましょう。

他の会社の認定研修がどうなっているかはわからないのですが、私が認定研修を受講したアーティスでは、どちらも様式が指定されていたのでそれに沿って作成するだけでした。

あまり変な提案書やキャッシュフロー表の形式だと顧客に見せられませんよね。

AFP認定研修は実務で提案書を作成できるようになることを目標としています。

実際に顧客に見せることができるような様式であるかどうかも確認しているのではないかと私は思います。

まとめ

FP2級に合格したあと、上位資格を目指す場合に通る可能性の高いAFP認定研修について解説してきました。

結論は、 AFP認定研修はできるだけ時間と費用がかからないコスパ重視で選んでOK ということです。

現状、コスパ最強なのはアーティスのAFP認定研修なので、この認定研修を受講すれば大丈夫です。

また、「提案書が書けるか不安・・・」という人向けにAFP認定研修の提案書課題の流れも解説しました。

提案書作成の大まかな流れはまとめると以下のような感じです。

現在のキャッシュフロー表を作成する

問題点を洗い出す

改善策を提案する

改善後のキャッシュフロー表を作成する

提案書を作成する

AFPを目指す人はぜひ参考にしてみてください。

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