東大大学院経済学研究科マネジメント専攻入試対策(会計学編)

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この記事では、東大大学院経済学研究科マネジメント専攻の会計学の院試対策について書いていきたいと思います。

・会計学の基礎勉強

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大学では会計学を専攻していたので、基礎知識はありました

具体的には、税理士試験の簿記論と財務諸表論に合格するくらいの知識です。

しかし、論述形式で書けるかと言われれば基本的な単語の説明が書けるくらいという状態でした。計算(簿記)は得意だったのですが、理論の暗記はあまり好きではなかったので、税理士試験の財務諸表論の勉強も、一言一句暗記していたわけではなく、キーワードをうまくつなげて書くくらいのレベルでした。

会計学の基本書と言われるテキストは何回か通読しただけという状態でした。

なので、まずは東大大学院経済学研究科マネジメント専攻の過去問を入手して、過去の傾向を確認し、手始めに自分の持っていた基本書を通読し、基本的な単語の意味をもう一度しっかりと暗記しました。

重要な会計学の単語をノートなどに書き出して、その単語の横に意味を書きました。そしてそのノートを院試前まで何回も見直しました。

通読した基本書は『財務会計講義』、『新・現代会計入門』、『財務会計』を読みました。この3冊は会計学の基本書の中では最も有名な3冊と言っても過言ではないでしょう。

『財務会計講義』は税理士試験や公認会計士試験受験生、会計学専攻の学生であれば誰もが読んだことがあると言える名著です。この一冊だけで簿記と会計学の基本をしっかりと抑えることができます。東大マネジメントを会計学で受験しようとする人にもおすすめの1冊です。最新は第19版です。

2冊目に読んだのが、『新・現代会計入門』です。現在は3版が最新です。私が受験した時はまだ初版でした。

ですが、この本はもともと『ゼミナール現代会計入門』という、経営学や経済学の入門書として有名なゼミナールシリーズから出版されており、長い間会計学の基礎本として親しまれてきました。

こちらも網羅性と詳しさのどちらも備えており、ぜひ読んでおきたい一冊ですね。

さらに3冊目に、『財務会計』を読みました。

『財務会計講義』と『新・現代会計入門』を読んだ後にこれを読んだのは少し失敗だったかもしれません。

というのも、非常に詳しくわかりやすく書かれているので、読むなら最初の1冊がベストだなと感じたからです。初学者で1冊をしっかりマスターしたいという人はこちらのテキストを使用しましょう。

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ここまで、3冊の基本書を紹介してきましたが、この3冊はいろいろな大学の講義で教科書や参考書として指定されていて、信頼もあります。

しかし、まったくの初学者がこれらの基本書を読むとなると分厚さや、内容で挫折してしまうかもしれません。なので初学者の人で、東大マネジメント専攻を会計学で受験する人は、『財務会計・入門 第12版 — 企業活動を描き出す会計情報とその活用法 (有斐閣アルマ)』をオススメします。

有斐閣アルマシリーズはコンパクトに知識がまとまっているので個人的に好きなシリーズです。何か新しい勉強を始めるときは、有斐閣アルマから出てないかなと探し始めます(笑)

しかし、有斐閣アルマだけでは必要な事項が網羅されていないので上記の有名な基本書を最低1冊は通読しましょう。

・東大大学院経済学研究科マネジメント専攻対策

「財務会計講義」、「新・現代会計入門」、「財務会計」を読んだ後は、『企業会計とディスクロージャー』を読みました。

この本を選んだのは東大の講義で使われていることや、上記の3冊ほどではないにしろ有名な本だからです。

著者の斎藤静樹先生は会計学の権威であり、東大の先生にも斎藤先生の指導を受けた会計学者の方がいらっしゃいます。

上記の基本書よりも数式などが多いので、ところどころ理解できないところもありましたが、大半はスラスラと読めました。会計学の基礎の勉強で紹介した基本書のおかげだと思います。

院試の過去問にこの本から出ているのかなという問題が散見されるので、読んでみると良いと思います。

さて、ここまででも基本書3冊(初学者の場合は4冊)、院試レベルとして1冊とわりと量がありますが、完璧に対策しておきたいという人には上記の本にプラスしてやっておいたほうがいいことがあります

これについては長くなってしまったので他の記事に譲りたいと思います。

私が行った大学院入試対策のすべてをこちらの記事にまとめました。

 

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