「そろそろAFPの継続教育単位を取らなきゃ・・・」
「毎月送られてくるFPジャーナルのテストでもやってみようかな」
「FPジャーナルのテストってどうやれば良いんだろう」
AFP認定者の人のこのような疑問に答えます。
2022年の8月に私もAFP認定研修を受講し、9月からAFP認定者として登録を受けました。
【最短・最安】FP2級合格後にAFP認定研修を受講したので提案書の書き方などを解説
現在は本業である会計事務所の仕事と副業のwebライターでAFP資格を活かしています。
「AFP資格を取ってみて使わなければ、そのままでいいか」と考えていましたが、結構使えるので継続教育単位を今回取ることにしました。
AFPの継続教育単位のとり方はいろいろありますが、今回はFPジャーナルの継続教育テストを受けてみました。
FPジャーナルの継続教育テストでAFPの資格更新を考えている人は参考にしてください。
AFP継続教育単位のとり方と期間
AFP資格を更新するための継続教育単位のとり方は大きくわけて5つです。
継続教育単位のとり方
2.執筆
3.講師
4.FP協会が承認したスタディー・グループの勉強会
5.その他(CFP®試験の科目合格、全科目合格)
各項目の詳しい解説はこちらの記事で解説しています。
この5項目で合計15単位取得すればAFP資格の更新要件を満たします。
2の執筆、3の講師は認定要件が厳しいので、これでAFP資格の更新はかなり厳しい印象です。
4のスタディー・グループは体験したことがないので何とも言えないのですが、スタディー・グループだけでは資格更新に必要な15単位は取得できません。
(執筆、講師、スタディー・グループともにAFPの場合は最大で7.5単位までしか認められません)
5のCFP®試験の合格は、AFP資格の有効期限である2年のうちであれば認められます。
なのでCFP®に挑戦する人は5での単位取得がCFP®資格も取得できて単位も取得できるので一石二鳥ですね。
以上より、5項目のうち、継続教育単位を取得するメインになるのが「1.研修の受講」です。
AFP資格継続のために必要な研修の受講とは
AFP資格の継続教育単位の対象となる研修の受講は、以下の7項目です。
2.FP実務と倫理テスト
3.CFP®試験対策講座
4.継続教育研修会
5.継続教育研修(承認番号のある講座)
6.「FPフェア」のエデュケーショナル・セッション等
7.その他(承認番号のない講座の研修)
今回はFPジャーナルの継続教育テストでの単位取得方法を解説します。
この7項目もこちらの記事で詳しく解説しています。
7項目のうち、一番簡単に受けられるのがFPジャーナルの継続教育テスト、FP実務と倫理テストです。
この2つのテストはFP協会の「Myページ」からパソコンやスマホで受けられるので、継続教育研修会や講座研修のように受講手続きが必要ありません。
後述するように問題数も20問であり、FPジャーナルを見ながら解答できるので早ければ30分くらいで終わります。
なので、「AFP資格の単位は面倒な手間をかけずにサクッと終わらせたい」という人にはおすすめです。
2023年8月現在、最短・最安でAFP資格継続の単位を取得するできるのは、「アーティス」の継続教育研修講座です。
→FP資格継続教育パック
AFP継続教育単位を取得しなければならない期間
ここまでAFP資格を継続するために必要な単位のとり方を解説しました。
では、必要な単位はいつまでに取得しなければならないのでしょうか。
これはAFP資格の継続教育期間で定められている2年間となります。
私は2022年9月1日からAFP認定を受けたので、2024年9月30日までが継続教育期間となっています。
継続教育期間はAFP取得時にFP協会から送られてくるAFPカードや、「Myページ」からも確認可能です。
継続教育期間を確認し、その期間に15単位を取得するようにしましょう。
FPジャーナル掲載の「継続教育テスト」で単位取得しよう
ここまでAFP資格の更新に必要な単位数や単位のとり方、期間について解説しました。
まとめると、AFP認定を受けてから2年間で必要単位数の15単位を、FP協会の認める方法で取得しないといけないということでした。
FP協会の認める方法のうち、一番簡単なのが「FPジャーナルの継続教育テスト」、「FP実務と倫理テスト」を受けることです。
継続教育テストはFPジャーナルの偶数月に掲載
FPジャーナルの継続教育テストは偶数月のみの掲載です。
つまり、2月、4月、6月、8月、10月、12月の年間6回になります。
継続教育テストの概要は以下です。
・出題形式:20問、4つの選択肢から1つを選ぶ
・出題内容:FP実務と倫理、金融資産運用設計、不動産運用設計、ライフプランニング、リタイアメントプランニング、リスクと保険、タックスプランニング、相続・事業承継の7課目
・解答方法:「Myページ」から受験またはFPジャーナルについているハガキに記入し郵送
・解答有効期限:掲載月から5ヶ月間
・合格ライン:20問中10問以上(50%)の正解で単位認定
・取得単位と取得課目:テスト1回の合格で継続教育単位3単位(FP実務と倫理1単位含む)と7課目すべての単位が取得可能。
・テスト料金:Web受験は990円(税込)、ハガキでの受験は1,100円(税込)(登録口座から自動で引き落としされます)
問題数は20問ですべて4択ですし、FPジャーナルの誌上講座を読みながら受験できるので、確実に合格ラインに乗ります。
(出題される問題は、「FP実務と倫理」の課目を除きすべてFPジャーナルの誌上講座から出題されます)
また、7課目すべての単位が1回で取得できるので、課目ごとの単位数を気にする必要もありません。
ハガキ受験だと料金が110円高いので、web受験しましょう。
AFP資格の更新には15単位が必要なので、このFPジャーナルの継続教育テストのみで必要な単位を満たすためには、テストを5回受けなければなりません。
毎回、偶数月に受けていれば1年くらいで資格更新に必要な単位が取得できるわけですね。
「FP実務と倫理テスト」は実は単位取得には必要ない
継続教育テストと同じくFP実務と倫理テストも「Myページ」から受験できます。
ですが、こちらのテストは単位取得を目的とするならば必要ありません。
というのも、上記で解説したように継続教育テストを受験すると「FP実務と倫理」の単位が必ず1単位付与されるので、それだけでAFPの単位要件を満たせてしまうからです。
なので、「FP実務と倫理」について詳しく知りたい人以外は、継続教育テストだけ受験すれば大丈夫です。
FPジャーナル継続教育テストのやり方【写真付き】
ここからは実際にFPジャーナルの継続教育テストのやり方を解説します。
今回は2023年4月号の継続教育テストを受験しました。
FP誌上講座を一通り読んでから、継続教育テストを受験しました。
テストを受験しながらでも読めるので、事前に読まずに解答も可能です。
今回はweb受験でやっていきます。
まずは「Myページ」からログイン。
左上2番目の「継続教育テスト」をクリック。
「FPジャーナル継続教育テスト」をクリック。
受講可能なテスト一覧(掲載月から5ヶ月以内のもの)が出てくるので、自分の受けるテストをクリック。
今回は一番上の「FPジャーナル2023年4月号問題」を受験します。
注意事項をよく読んで、「同意し、テストを受講する」をクリック。
1問目から順に解答していきます。前の問題に戻れるので、わからない問題は飛ばしてOKです。
最後まで解答し終えたら、「採点する」をクリック。
赤文字で記載されていますが、再受験はできないのでよく見直ししてください。
見事、合格でした!
まだ今回の継続教育テストしかAFPの継続教育を受けていませんが、すでにAFP資格の更新に必要な3要件のうち2要件を満たすことができました。
まとめ
この記事では、FPジャーナルの継続教育テストでAFPの資格更新に必要な単位を取得する方法を解説しました。
まとめます。
・FPジャーナルの継続教育テストは偶数月のみの掲載
・出題形式:20問、4つの選択肢から1つを選ぶ
・出題内容:FP実務と倫理、金融資産運用設計、不動産運用設計、ライフプランニング、リタイアメントプランニング、リスクと保険、タックスプランニング、相続・事業承継の7課目
・出題される問題は、「FP実務と倫理」の課目を除きすべてFPジャーナルの誌上講座から出題
・解答方法:「Myページ」から受験またはFPジャーナルについているハガキに記入し郵送
・解答有効期限:掲載月から5ヶ月間
・合格ライン:20問中10問以上(50%)の正解で単位認定
・取得単位と取得課目:テスト1回の合格で継続教育単位3単位(FP実務と倫理1単位含む)と7課目すべての単位が取得可能。
・テスト料金:Web受験は990円(税込)、ハガキでの受験は1,100円(税込)
・AFP資格の更新には2年間で15単位が必要。→FPジャーナルの継続教育テストを5回受験
・毎回テストを受けていれば1年くらいで資格更新できる
・「FP実務と倫理テスト」は実は単位取得には必要ない
「もう期限までに時間がない・・・」、「できるだけ安く単位を取りたい」と考えている人はアーティスの講座をおすすめします。
最短で申し込んだ日に15単位を取得できます。
→FP資格継続教育パック
それでは!
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