【まとめ】目標を達成するための具体的な方法【失敗する原因も解説】

独学法全般

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「自分の目標を達成したいけど、具体的にどうすればいいのかわからない・・・」

「計画を立てることが大事だって聞いたけど、実際にどうやって計画を立てれば良いんだろう・・・」

「目標達成シートとか使って効率的に行動したい!」

この記事はこんな悩みを解決します。

こんにちは、kanepyです!

もちろん私もすべての目標を達成できたわけではありません。

ただ、それでも東京大学の大学院に独学で合格したり、複数の資格にも合格してきました。

大学院入試対策の勉強法(実際に経営学系大学院に合格した方法まとめ)

宅建にたった136時間の独学で受かった!ゼロから一発合格するための勉強法

なので、一定程度効果のある方法だと考えています。

また、現在もより効率的な方法がないかを模索している最中であり、計画の立て方や継続の仕方などをブラッシュアップ中です。

この記事では、目標の設定方法や計画の立て方、目標達成シートの作り方や使い方などを解説しています。

最後までお読みいただければ、計画設定の方法から計画達成シートの具体的な使い方まで理解できるようになっています。

自分の知りたい情報が書かれている見出しだけ読む場合は、目次から飛べるようになっていますので使ってみてください。

一緒にどんどん目標を達成していきましょう!

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目標を達成できない原因とは?

まずは目標を達成できない原因を考えてみます。

目標を達成できない主な原因として考えられるのが次の3つです。

・設定した目標が高すぎる

・目標までの道のりが明確になっていない

・現状から最終目標までに至る中間目標がない

設定した目標が高すぎる

目標設定が高すぎると必ずと言っていいほど失敗します。

目標設定が高すぎる=無理な目標なので、目標を達成するためにやるべきことにも無理が出てくるからです。

たとえば、勉強であれば3ヶ月で東京大学に合格するとか難関資格に合格するなどですね。

仕事であれば今まで1ヵ月に100万円の売上げがMAXだったのに翌月は300万円の売上目標を掲げるといったことが挙げられます。

このような無謀な目標を設定すると、毎日のやるべきことが多くなってしまい途中で挫折してしまいます。

目標までの道のりが明確になっていない

目標までの道のりが明確になっていないことも失敗する理由の1つです。

というのも、スタート地点から目標というゴールに至るまでが曖昧だと具体的に何をしたら良いかがわからないですよね。

受験や資格試験であれば目標は試験に合格することですが、合格するためにやらなければならないことがわからないまま勉強しても成果は出ません。

「自分はこの科目が苦手だからもっと勉強して点数を上げよう」とか「この分野は試験によく出るから、直前にしっかり復習しよう」とか、合格するために必要なことを考えて行動しなければならないわけです。

目標を設定したらそこに至るまでの道のりを明確にしましょう。

現状から最終目標までに至る中間目標がない

定期的な中間目標を設定しないことも目標を達成できない原因になります。

中間目標がないと自分が本当に正しい方向に進んでいるかが確認できないからです。

資格試験や受験は模試や定期テストを受け、その結果を確認することで合格に近づいているのかを定期的に確認できます。

仕事だとKPIやマイルストーンを設定して最終目標までの進捗率を計測するわけです。

最終目標を効率的に達成するためにも、中間目標の設定が大切です。

効果的な目標設定ができる方法5選

ここからは目標設定の方法を解説します。

目標設定はフレームワークを活用すると、簡単に効果的な目標を立てられます。

代表的なフレームワークと私が使っているフレームワークを5つ紹介しますので、あなたが目標設定する際に参考にしてみてください。

ベーシック法

ベーシック法はその名の通り目標設定の基本的なフレームワークです。

ベーシック法では、「目標項目」、「達成基準」、「期限設定」、「達成計画」の4項目で目標設定を行います。

たとえば、

・目標項目:仕事で英語が使えるくらいになる
・達成基準:TOEICで800点取得、短いフレーズなら会話ができるようになる
・期限設定:今年中
・達成計画:計画達成シートに詳細を記入

のようなイメージです。

知らず知らずのうちにこの方法を使っていたという人も多いはず。

ベーシック法は簡単に使えるので、目標設定の初心者にはおすすめです。

SMARTの法則

SMARTの法則はS・M・A・R・Tの5つの要素で目標を設定するフレームワークです。

5つの頭文字のそれぞれを設定することで、目標を明確にし、目標を達成しやすくします。

以下がSMARTの法則の各要素です。

Specific (具体的な)

目標は具体的にします。

あいまいな表現ではなく、何を達成するのか、どのような結果を得るのかが明確に定義されていることが重要です。

Measurable (測定可能な)

測定可能な目標を設定するのもポイントです。

達成状況を数値や定量的な指標で評価できるようにし、進捗を追跡できるようにします。

Achievable (達成可能な)

大きな目標を掲げるのも大切ですが、目標はできるだけ現実的かつ達成可能であるべきです。

過度に難しい目標はモチベーションを減退させる可能性がありますので、自身のリソースや能力を考慮して目標を設定します。

Relevant (関連性のある)

目標は全体の目的や方針と一致しているべき(=関連性がある)という考え方です。

設定した目標が自身や組織の大局的な目的とリンクしていることが重要です。

Time-bound (時間内に達成できる)

目標には期限を設けましょうということですね。

期限を設定することで、目標に対する焦点と緊急性を高めることができます。

SMARTの法則は、目標設定をより具体的かつ効果的に行うためのフレームワークです。

SMARTの法則を使うことで、目標が明確になり、それによって行動も計画的に進めることができるでしょう。

マンダラチャート

マンダラチャートは、情報整理やアイデアの整理、プロジェクト計画などに用いられるツールの1つです。

このチャートは、中心から放射状に複数のカテゴリや要素を配置し、それらを関連付けて整理するための方法です。

マンダラチャートは、日本の経営コンサルタントである松村寧雄氏が提唱したもので、複雑な情報やアイデアを視覚的に整理する手法として知られています。

メジャーリーガーの大谷翔平さんが子どもの頃に、このマンダラチャートを作っていたことでも話題になりました。

マンダラチャートの特徴や作成方法は以下の通りです。

中心から放射状に配置されるカテゴリ

マンダラチャートの中心にはテーマやメインのアイデアを配置し、それから放射状にカテゴリや要素を配置します。

このカテゴリや要素はテーマやメインアイデアに関連するものであり、階層的な関係を持ちます。

整理と関連付け

各カテゴリや要素に関連する情報やアイデアを書き込んでいきます。

中心から放射状に広がる枝に情報を記入し、それらをカテゴリや要素に関連付けることで全体の構造を見渡せるようにします。

視覚的な整理

マンダラチャートは視覚的な整理を助けるツールです。

カテゴリや要素を配置することで、情報の重要度や関連性が一目でわかりやすくなります。

プロジェクト計画や目標設定に応用

マンダラチャートはプロジェクトの計画や目標の設定にも応用されます。

目標を中心に、それを達成するための行動を整理することで、目標やプロジェクトの全体像の把握が可能です。

慣れるまで作るのに時間がかかりますが、目標とそれにつながる行動が一目でわかるという大きなメリットがあります。

パラシュート学習法

パラシュート学習法は学習の目標設定に効果的な方法です。

こちらは野口悠紀雄氏の『「超」勉強法』の中で提唱されています。

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パラシュート学習法の名前の由来は、飛行機で上空に行きパラシュートで落下して目的地(=勉強の目標)に直接到着するイメージからです。

試験に合格することが学習の目標であるならば、その試験問題、つまり過去問から勉強を始めることになります。

大学受験や資格試験の勉強方法の解説では「過去問をよく勉強しましょう」と口を酸っぱくして言われますよね。

(私もその一人ですが(笑))

最終的に解けなくてはならない過去問から勉強を始めることで、「この問題を解くにはどうやって勉強すればいいのだろう?」と自然とゴールから逆算して計画を立てられます。

受験や資格試験の勉強をしている人は、こちらの方法がおすすめです。

PDCA

社会人であれば誰もが一度は聞いたことがあると思います。

Plan(計画)、Do(行動)、Check(評価)、Action(改善)の頭文字をとってPDCA(法)と名づけられています。

計画→行動→評価→改善まで進んだら、また計画→行動→評価→改善→計画→・・・とサイクルを回すことからPDCAサイクルとも呼ばれますよね。

このフレームワークは計画するのが苦手な人に個人的におすすめな方法です。

「いや、計画ができなかったら最初からつまずいてるじゃん」と思うかもしれませんが、実際にPDCAサイクルを回してみると行動→評価→改善→行動・・・でも十分に目標達成できることに気づきました。

つまり、いきなりやってみる→やってみた結果を評価→今度はこうしてみようと考える→やってみる→・・・でもしっかりサイクルが回っていきます。

なので「計画立てるのがめんどくさい!動きながら考えるわ!」という性格の人にはPDCA(DCA)のフレームワークがおすすめです。
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目標を具体的な計画にする4ステップ

ここからは設定した目標を計画に落とし込む方法を解説します。

次の4ステップで計画を作成していきます。

1.目標を具体的な数字に換える

2.数字にした目標を小さい目標にわける

3.小さくした目標を実際にやってみる

4.計画の作成

順番に解説します。

目標を具体的な数字に換える

目標を計画にする1つ目のステップは、目標を具体的な数字に換えることです。

数字で管理できるようにすることで、目標を達成するためにやるべきことが定量的に把握でき、いつまでに何をすべきかがわかるようになります。

たとえば、試験勉強であれば合格するために勉強すべきテキストや問題集がありますよね。

試験日までにテキストを2冊、問題集を3冊勉強しようと決めたなら、その時点で「目標はテキスト2冊、問題集3冊を勉強する」という具体的が目標が立てられます。

仕事で考えると、売上目標が100万円で商品の単価が1万円だとすると「100人に商品を売る」という目標になるわけです。

このように目標を具体的な数字に置き換えることで、やるべきことが明確にできます。

数字にした目標を小さい目標にわける

この2つ目のステップでは、数値化した目標を小さい目標にわけていきます。

最終的な目標までの道のりを数値化しただけでは、毎日何をどれくらいすべきかがわかりません。

目標を小さく分解することで日々のやるべきことが明確になります。

「問題集を3ヶ月で1,000問こなす」という目標があるとしたら、1,000問 ÷90日=約11問を1日解けばいいわけですね。

目標を立てたらそれを小さくわけることが計画を作る際に大切になります。

小さくした目標を実際にやってみる

目標を小さく分解できたら、分解した毎日のやるべきことを実際にやってみましょう。

実際にやってみることで、毎日のやるべきことが達成可能かどうかがわかります。

「問題集を1日11問やる」がやるべきことで、実際にやってみたら5問しかできなかったとしましょう。

それが数日続くようであれば、11問やるというのは過大な目標だったことがわかります。

計画を立てる前に、実際に毎日のやるべきことができるかを試してみる期間を設けるのが、計画づくりの大切なポイントです。

計画の作成

さて、ここまできてようやく計画の作成です(笑)

上記の3ステップで作った小さな目標を最終目標に至るように計画を作成しましょう。

手帳や紙に書いても良いですし、カレンダーアプリなどスマホやパソコンで作ってもどちらでもかまいません。

小目標を毎日繰り返していけば計画はいらないように思えますが、計画を作らないと、実際の進捗との相違がわからなくなってしまいます。

計画より遅れていれば、「明日はもう少し頑張ろうかな」という気持ちにもなりますし、逆に計画より早ければ「計画より早いから、日曜日は休みにしよう」など休みも計画できます。

ただ、上記のPDCAの解説にもあったとおり、計画を立てるのが苦手な人はDCAでサイクルを回すのも1つの手段です。

計画が立てられないために何もできなくなってしまったら、本末転倒ですからね。

計画を立てるのが得意な人あるいは苦手ではない人は、簡単なもので良いので、計画表を作っておきましょう。

目標達成のための行動を継続する5つの方法

目標を設定し計画を立てても、実際にその計画通りに行動できなければ意味がありません。

ここからはどのように目標への行動を継続していくかについて、5つの方法をご紹介します。

1.習慣化する
2.実際の行動を反省し計画を見直す
3.始める時間を設定する
4.目標を達成した後のメリットを考える
5.やめられないことと結びつける

習慣化する

毎日のやるべきことが計画できたら、それを習慣化するのが大切です。

習慣化するコツは「1日も休まないこと」です。

なぜなら、1日でも休むとその途端に習慣がなくなるからです。

ロンドン大学のフィリッパラリー氏らの研究によると、簡単な行為は18日間くらいで習慣化できることがわかっています。

Just a moment...

目標を達成するための日々のやるべきことが簡単かどうかはその分量などにもよりますが、少なくとも18日間はやり続けなければならないと言ってよいでしょう。

一度習慣になってしまえば、やるべきことが日常化して自然に継続できるので、目標にグッと近づきますよ。

実際の行動を反省し計画を見直す

実際の行動を反省して、そのたびに計画を見直すことも物事を継続するために必要です。

計画と実際の行動にはどうしてもズレが生じます。

そのズレを定期的に改善しないと、全然計画通りに進まなくてモチベーションが下がってしまうことも考えられます。

これは長期の目標ほど気をつけなければなりません。

通常、目標達成までの期間が長くなればなるほど、途中での計画変更が多くなります。

1週間や1ヵ月くらいを目安として、計画と現状を比較して必要であれば計画を変更すると良いですね。

始める時間を設定する

始める時間を決めて行動するのも継続するための1つの方法です。

いざ、勉強しよう、仕事しようと思ってもついつい後回しにしてしまうことはありませんか?

実は何かを始めるのは思っているよりハードルが高いものです。

人は楽なほうに流されるようにできているので、それに抗うのは結構大変です。

たとえば、机に座ったがSNSを見てしまったり、見たいと思っていなかったテレビ番組をついつい見てしまったりしますよね。

後回しにするのを避けるためには始める時間を明確に決め、そこで少しでもやるべきことを実行するのがポイントです。

目標を達成した後のメリットを考える

目標を達成したらどんな良いことがあるかを考えるのも良いと思います。

これは方法というより考え方ですね。

目標達成の具体的なメリットを考えることで、モチベーションが上がります。

資格を取得したら給料がアップする、社会的な地位が上がってモテるようになる、理想のキャンパスライフを送る・・・などできるだけ具体的にイメージするのがポイントです。

理想の自分を想像して毎日のやるべきことを淡々と実行しましょう。

やめられないことと結びつける

ついついしてしまうこと(=やめられないこと)と継続したい行動を結びつけるのも効果があります。

どうしてその行動はやめられないのかを考え、それを継続したい行動にも適用することで、継続したい行動を増やせます。

これは行動分析学の考え方を応用した方法です。

勉強することが継続したい行動で、スマホを触ってしまうことがやめられない行動であるとします。

この場合、なぜスマホを触ってしまうのかを考え、スマホを触ってしまう原因を突き止め、その原因を勉強することに結び付けます。

例を挙げると、スマホを触ってしまう原因が通知音が鳴るからだとわかったとします。

であれば、これを応用してカレンダーアプリなどに勉強を始める時間を設定し、通知音が鳴るようにすればスマホを触ってしまうのと同様に勉強への取っ掛かりを作れます。

勉強アプリなどをスマホに入れておいて、スマホから勉強開始の通知音が鳴る→スマホを触る(=ついついやってしまう行動)→スマホのアプリでそのまま勉強(=やるべき行動)とつなげるのもアリです。

アプリや学習サイトがある場合、私はこの方法を積極的に使っており、実際にかなり効果があったので、「気づくとスマホを触ってしまう・・・」という人は試してみてください。

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目標達成シートの作り方、使い方

目標達成シートは、「最終目標」「小目標」「日々のやるべきことリスト」「計画や行動に対する反省」などの項目を記載する媒体です。

ここで媒体という言葉を使ったのは、紙だけでなくスマホアプリなどを使って目標達成シートを作ることもできるからです。

一応、「目標達成シート」という言葉を使いますが、「目標達成を助けてくれるお役立ちツール」の作り方、使い方の解説になります。

私の目標達成シートは上記で紹介した『独学大全』の『ラーニングログ』を参考に作成しています。

目標達成シートの作り方、使い方は以下です。

1.目標達成シート用の媒体を用意
2.最終目標と小目標を書き込む
3.自分専用の記録方法を決める
4.小目標、日々のやるべきことははすぐに記録する
5.目標達成シートは定期的に見返そう

1つずつ解説します。

目標達成シート用の媒体を用意

まずは目標達成シート専用のノートやメモ、スマホのアプリなどを用意します。

私の場合は、「study plus」というスマホのアプリと方眼ノートを使っています。

「study plus」は作業した時間だけでなく、読んだページの範囲やページ数、解いた問題の数なども記録できるのでおすすめです。

複数カテゴリーの登録もできるので、目標が複数ある場合にも使えます。

方眼ノートを使っているのはエクセルのようにマス目で進捗が管理できるからです。

『独学大全』という本で紹介されているコクヨの「測量野帳」を使っています。

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紙媒体でも電子媒体でもどちらでもいいので、目標達成シート専用の媒体を用意しましょう。

最終目標と小目標を書き込む

目標達成シート専用の媒体が用意できたら、最初に最終目標を記入または設定しましょう。

その後、小分けにした小目標を書いていきます。

「study plus」だと「達成目標」から資格や志望校が選べるので、それを最終目標として設定します。

小目標はたとえば「テキストを3冊読む」や「問題集を2冊解く」といったものであれば、「study plus」で管理できます。

「study plus」では読み終わったテキストや問題集を「勉強中」から「完了」のステータスに変えられるので、その機能で小目標の管理が可能です。

ですが、「テキストを100ページまで読む」や「問題集100問を3周する」といった小目標は「study plus」では管理できないので、私はノートを使って管理しています。

最終目標をまず最初に設定あるいは記入し、小目標も設定あるいは記入したら、次は記録方法を決めます。

自分専用の記録方法を決める

シートに目標を記入したら、次に実際に記録をしていきます。

記録方法は自分が管理しやすいやり方でOKです。

目標を達成するために勉強したり仕事したりするのも大変ですが、それを目標達成シートで管理するのも意外と大変です。

今まで記録する習慣がなかった人ほど、「記録し続けるのって大変だな」と思うはずです。

(私も記録をサボりがちなのでよくわかります)

なので、記録の仕方はできるだけ自分が楽だと感じる方法にすることで記録が続くように工夫してください。

たとえばテキストを読んだことを記録するなら、そのテキスト名とページ数を記録するというように決めます。

「study plus」であればカテゴリーで設定できますし、紙で記録するなら1つの目標に数ページを割り振り、ページごとに管理するといった方法で記録します。

記録も継続することが何より大切なので、自分ができそうな方法でやっていきましょう。

小目標、日々のやるべきことははすぐに記録する

小目標や日々のやるべきことを達成したらすぐに目標達成シートに記録します。

後で記録しようとすると、記録を忘れたり、不正確な記録になってしまうからです。

私もついつい後回しにしてしまうので、偉そうなことは言えないのですが・・・。

ただ、その日にやったことを記録して、その日の夜に見返すと「今日は頑張った!」と次の日からのモチベーションが上がることは経験上間違いありません。

机の横に目標達成シートを常に開いておいて、すぐに記録できるようにしておくなどしておくと良いと思います。

目標達成シートは定期的に見返そう

目標達成シートを定期的に見返すことも大切です。

シートを見返すメリットは2つあります。

1.目標達成率がわかる
2.見返すことでその行動が増える

目標達成率がわかる

まず、1についてですが、実際に記録したことと目標達成までにやるべきことを比較することで目標達成率がわかります。

仮に、10年分の過去問を3周するのが目標であるとして、1周目が終わっている状況なら達成率は33%になりますよね。

目標達成シートを見返すことで「3割は達成したんだ」と自分に自信が出たり、「良い具合に進んでいるな」と安心できたりします。

見返すことでその行動が増える

次に2についてですが、行動療法の研究によれば、自分の行動を記録すると、記録対象となった行動が増えていくといいます。

つまり目標達成シートを定期的に見返すだけで、目標に向けた行動が増えていくわけです。

ただ見返すだけで目標に近づくなら何回も見たくなりますよね(笑)

目標を書いて記録するだけでなく、目標達成シートは見返すことでも効果を発揮します。

最後に

目標を設定し、それを達成するために毎日行動を継続していくのは想像以上に大変です。

この記事で解説した方法で、あなたの目標の達成に少しでも力になれたらと思います。

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